グラスワンダー
有馬記念、と言えば競馬に興味の無い人でも一度は聞いたことのある大会だと思います。
その有馬記念で1998年・1999年と連続で優勝した名馬が、グラスワンダーです。
同世代のエルコンドルパサー、スペシャルウィークとともに、この頃の競馬界を盛り立てました。
デビュー当時からの戦績を見てみると、1997年度は出場した全ての芝レースを制していますが、翌年1998年は5着や6着に終わっていたレースもあったりと、多少バラつきがあるようです。
ちなみに引退試合となった2000年6月25日の宝塚記念では、惜しくも6着という結果に終わっています。
現在は現役の種牡馬としてサクラメガワンダーなど数々の産駒を競馬界に送り出しています。
彼には現役時代の面白いエピソードとして、このような話があります。
前回の宝塚記念で見せた走りが話題を呼び、一番人気で臨んだ有馬記念でのことです。
最後の直線で引退の花道を飾ろうとするスペシャルウィークの猛攻に、ゴール前で差し切られたと思った彼とその騎手は、負けを確信したのか早々に引き上げていこうとしていました。
しかし写真判定の結果、わずか4cmの差で史上に残る接戦を制していたことがわかり、グランプリ競走3連覇・有馬記念2連覇を達成しました。