クロフネ
黒船と言えば、誰でも一度は歴史の授業で聞いたことのある、有名なアメリカの海軍艦隊です。
日本で言う江戸時代の頃、欧米の船はタールで船体を黒く塗っていたため、こう呼ばれるようになったそうです。
この名を持って、2000年、日本競馬会にさっそうと現れたのがクロフネです。
名前の通りアメリカからやってきた彼は、来日してから競走馬としての調教を受けました。
彼のデビュー当時、日本では東京優駿(日本ダービー)が外国産馬に開放されるという背景がありました。
名前にはクロが付いていますが、実は毛色は白の芦毛で、みてくれというより上記事情のさきがけとしてのネーミングの意味合いが強かったようです。
ちなみに芦毛の馬は若い頃は黒い毛色をしていることもあるそうですが、彼の場合はデビュー当時(この頃3歳)から白い馬体をしていました。
そのため新聞の見出しに「シロフネ」と書かれてしまうこともあったそうです。
しかも彼が引退した後、2002年には実際に「シロフネ」なる競走馬も登場しています。
彼の戦歴の中でも、2001年のNHKマイルカップとジャパンカップダートでの優勝は有名です。
特に後者では、タイムが2分5秒9と、ダート2100メートルでは破格の記録を叩き出しています。