テイエムオペラオー
人間にも、無名の状態から偉業を成し遂げた人物と言うのは数多存在しますが、競馬界にも同じように、無名から大記録を打ち立てた競走馬がいます。
その名もテイエムオペラオーです。
王の名にふさわしく、彼は2008年現在も賞金獲得の世界記録を保持しています。
その額は18億3518万9000円にのぼり、2000年から設けられた秋季の主要グランプリ13レースにおける特別報奨金(約1億円)をあわせると20億円にもなると言われています。
これは前述の通り歴代最高額であると同時に、世界初の偉業でもあります。
そんな彼ですが、生まれはさほどの良血とは言えず、馬体もバランスは取れていたものの、これといった特徴があるものではありませんでした。
そのため、牧場にいた時の評価もあまり高くありませんでしたが、彼を購入すると決めた馬主は、初対面時「光り輝いて見えた」そうです。
彼はその後のセリ市にて、他に競りかけてくる者のないまま、スタート価格の1000万円でこの馬主に競り落とされました。
その後は順当に成績を重ね、2000年2月20日の京都記念から同年12月24日の有馬記念にかけての過去最多連勝の他、天皇賞最多勝(3勝)を達成するなど、まさに伝説に残る活躍をしました。